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MacBookとiMacを繋げて拡張ディスプレイにする方法

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普段はMacBookProを使っているのですが、古いiMacを外部モニタとして使って拡張ディスプレイにする方法がなかなか見つからなかったので書きます。

さて、私がやりたかったのは、MacBookにiMacを(たぶん)コードで繋いで、よく皆がやっているみたいに、あたかもモニターが広がったみたいにカーソルが右のモニタ、左のモニターと行き来しつつ、ウィンドウも行き来できる、という状態なのですが、まずその名称が分からないので苦労したのです。

ネットで検索しても検索ワードが悪いのか、出てくるのはほとんどがミラーリングなんですよね。それじゃないんですよ。私がやりたいのは。

「MacBook  iMac  繋げる  拡張」とか検索してもなかなかピタッとくるものが見つからず、YouTubeではほとんどがBenQとか汎用モニターをMacにつないでしかもミラーリングする方法ばっかり・・。

モニターを繋げる用語が氾濫

このモニターを繋げる、という状態を指す用語が氾濫しているのも私が混乱した原因なのです。調べたところ下に列記した用語は単にモニターを繋げるという意味で全て同義語です。

拡張ディスプレイ
マルチモニター
マルチディスプレイ
デュアルディスプレイ
拡張デスクトップ
複数ディスプレイ
外付けディスプレイ
複数モニター
外付けモニター

で、上のモニターを繋げる、という行為をした後に次の二つの選択肢があります。要するに下の二つは繋げた後の話しです。

モニタを繋げた後の選択肢はふたつだけ

繋げさえすればあとは設定でどちらも選択できます。

①ミラーリング(複数のモニターに同じ画面を映すこと。プレゼンの時なんかに手元のPCとプロジェクターでスクリーンに映した画面を同じにするやつですね)
②ミラーリングしない(これに特定の名称はありません。「システム環境設定」→「ディスプレイ」でミラーリングにチェックを入れなければ自動的にこの設定になります。これが私がやりたかった自在にモニタを行き来できるやつです。これに名称がないのも調べにくい元凶です。
さて、いよいよ古いiMacをMacBookに繋ぎます。

用意するものはサンダーボルトケーブルのみ

必要なのはサンダーボルトケーブルのみです。これだけです。ちなみにWifiでつなぐことはできません。ケーブルを用意しましょう。
サンダーボルト2とか3とかいろいろ出てきますが、ただのサンダーボルトです。

iMacのモデルは2013年以前のモデルで

そしてここが重要なのですが、iMacは2013年以前のモデルじゃないとできません。2014年モデルから仕様が変わってこうして繋げることが出来なくなっているようです。(なぜこんな改悪をするのか・・)
私が持っていたのは幸いにして、2013年Lateモデルでしたのでできました。
お手持ちのiMacが何年モデルかは、リンゴマークこのMacについて で確認しましょう。
ちなみに2013年以前のiMacは現在(2019年4月)メルカリやヤフオクで1万円未満で買うことが出来ます。BenQとかの汎用モニターを買うより安いので考えても良いかと思います。
繋ぎ方はMacBookProを親、iMacを子とします。
二つをサンダーボルトケーブルでつないで、iMacのキーボードで「command + F2 」を押すとMacBookProとiMacが繋がります。

キーボードは純正アルミ製のもので

ここでもう一つ注意点があって、キーボードはApple純正のアルミのキーボードじゃないとこの「command + F2」の操作が効きません
試しにサードパーティー製のキーボードで試しましたが駄目でした。
ケーブルで繋いで「command + F2」を押すと二つのMacは自動で繋がるので、「システム環境設定」→「ディスプレイ」→「配置」に行き、ミラーリングのチェックを外します。
そして二つのモニタの位置をドロップアンドドラッグで設定しましょう。

まとめ

やっと求めていた環境が手に入りました。
おさらいです。
①2013年以前のiMacを用意する。
②apple純正のアルミのキーボードを用意する。
③サンダーボルトケーブルを用意する。
④ケーブルでMacbookにiMacを繋いで「command+F2」を押してから、「システム環境設定」の「ディスプレイ」の「配置」で設定する。
以上です。
MacBookとiMacのモニタが繋がって本当に便利です。調べ物しながらブログを書くときもブラウザや画像いちいち最小化して行方不明になったりしません(笑)。
古いiMacを持っている方はぜひ試してください。

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