システィーナ礼拝堂からサン・ピエトロ大聖堂への”抜け道”情報　【2019.3.29時点】

2019年3月末に家族でイタリア旅行に行ってきました。イタリア旅行は7年ぶりですが、以前と比べどの観光地も人混みがすごくて驚きました。ベネチアなどは街全体がテーマパーク化した様相で、ローマの有名地はどこも猛烈な人の多さです。スペイン坂やトレビの泉は満員電車並みでした。
ミラノのドォーモも7年前に行った時は正面玄関から自由に出入りできましたが、いつからかチケット制になっており、チケットを買うのに行列、入場するのにもセキュリティーのためにまた行列と様変わりしていました。

ヴァチカン美術館は大混雑

さて、今回ご紹介するシスティーナ礼拝堂のあるヴァチカン美術館とサン・ピエトロ大聖堂も例外ではありません。特にヴァチカン美術館は「絵画館」「地図の間」などどこもすし詰め状態です。私は「ここで家族と離れたらお終い」と思い、娘の手をしっかりと握り家族数珠つなぎで歩きました。

上の写真は開場間もない朝8時過ぎのヴァチカン美術館の入り口です。開場前から団体客以外にもかなり人がいます。当然ながらネットでの事前予約は必須かと思います。

ちなみに、事前予約を解説するサイトは沢山ありますが、私は下記のサイトたちを参考にさせていただきました。イタリアは観光地の案内がとても不親切で分かりにくいのでスムーズな観光のために下調べはとても大切です。

サン・ピエトロ大聖堂への抜け道

ご存知のようにダヴィンチの「最後の審判」があるシスティーナ礼拝堂はヴァチカン美術館の最後の間にあります。普通はここから一旦美術館の外に出て、それからサン・ピエトロ大聖堂へ入り直すというのが順路ですが、そんことをしていてはまた並び直してセキュリティーチェックを受けて・・・となり時間と体力の大幅なロスになってしまいます。

ここで抜け道の話しですが、ネットにすでに出回っている情報の2019年3月29日現在の情報としてお読みください。
抜け道はシスティーナ礼拝堂の「最後の審判」を後ろにして2つある扉のうち右側の扉から出ます。

システィーナ礼拝堂

システィーナ礼拝堂は撮影が禁止されているので私の記憶を頼りに描いたのが上の図です。人の流れと順路を示す矢印は左側の扉に向かっているので一瞬怯みますが構わずに右の扉から出ましょう。　扉の近くに『こちらには音声ガイドを返却するボックスはありません』という意味の表示が英語でありますが、これも多くのネット情報通り2019年3月時点ではちゃんと存在していました。しかも私がネットで事前に調べたボックスより立派になっていたので今後も存在すると思います。

扉を出るとすぐに幅の広い階段があり降りていきます。階段はシスティーナ礼拝堂内の人混みが嘘のようにガランとしていました。道なりに進んでいけばサン・ピエトロ大聖堂までは迷わずに行けると思います。

さて、ここまで書いてナンですが、この抜け道扉、地元ガイドさんによると、日によって締まっているとの情報もあります。そうなるとおとなしく並ぶしかありませんね。
では、幸運を祈ります！。